一昨日の六本木公演に引き続き、豊橋公演も行ってきたので感想の殴り書きです。
↓ちゃんと読みたい方は、先にこちらから見てください。
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↑よりによってこの公民館みのある会場での公演がこんなとんでもないことになるとは…。


◼︎この公演への期待
- アジアツアーの基本セトリを観る。
- ラブリエの調子も楽器隊のアンサンブルの完成度もどうしても日によって結構バラツキが出るので、
2公演見ればどっちかはポテンシャルをしっかり発揮したものが観れるだろうというガチャ的な祈願も含む。
◼︎セットリスト
引用元:setlist.fm(誰も記入してくれないんでアカウント作って自分で書いてきました)

今の基本セトリ通りで武道館とも同じですが、細かいことを補足します。
- Peruvian SkiesはいつもイントロでペトがMetallicaを、
ルーデスがPink Floydを意識した半インプロジャムを弾きますが、
今日はNothing Else Mattersフレーズの前にペトがYESのRoundaboutのイントロも弾いていました。
(適当にようつべを掘ってみたら例えば25/6/30のイタリア公演のが今日のに似ていました)
武道館ではOn The Backs Of Angelsのイントロを弾いてたし、ごった煮な曲だなあ。
DTの曲の中で一番バンドから歌詞の内容が蔑ろにされてる曲かも。可哀想なヴァネッサ…。 - As I Amの終わりに締めに入らず、Enter Sandmanを混ぜていました。
Images, Words & Beyondツアーのときに見た組み合わせですが、移行の仕方が違うし歌は入りませんでした。
◼︎観察日記
- 音の鳴りとしては2/26六本木に比べて楽器の分離が良くなく、
ベースやドラムの金物の音量も小さいので色々と聞こえにくかった。
これはマイキーモデルのスネアを持ってる黒沢ダイスケ氏が
「このモデルはめちゃくちゃでかい音で鳴る」と言っていたけど、
そのせいでギターとスネア以外の音が食われてるバランスになっちゃったのかなと推測。
Distance Over Time以降ハモンドオルガンの音色がとても良いのに
六本木であまり集中して聴けてなかったのを後悔した。
あとハイハットが極端に右にパン振りされていたのもキモかった。
ラブリエの歌については、今日の方が高音までクリアに聞こえて良かった。
でも今日のMCは半分くらいなんて言ってるのか判別できなかった。
ラブリエがMCで”豊橋”を認識して呼んでくれてたって言うツイートを見かけたけど、
「ここはなんて言うんだ?愛知?」みたいなことを言ってるのだけちゃんと聞こえてて
“豊橋”を言えてたのはわからなかった。 - 2/26のラブリエの調子をAランクと言いましたが、長くなるので省いたけど
第1部はまだ最高のポテンシャルではなかったので本当の評価はA−だったのです。
(2/26のACOSがこれ以上なく素晴らしかったのは今でも変わらない感想です)
しかし、今日のラブリエは終始最高コンディションと言えるSでした。
閾値を超えるハイトーンは封印しているものの、
“Octavariumツアーの中でも一番調子が良い時のラブリエ”に匹敵するレベルです。
(選曲が被っているThe MirrorとかFatal Tragedyを聴くと本当に2006年の歌に聞こえる)
そんなのOctavariumツアー終了後にDTを知ってから20年間この歌声を生で聴けないかなと妄想し続けてきた
“幻想”そのものじゃん。
わかりやすい事例で言うと、The Spirit Carries Onでは
最後の”carries on~~~~~”を短く切らずに堂々歌い切り、
Pull Me Underも”Only until your will is done”のところを吐き捨てるように誤魔化すことなく
ちゃんと原曲のメロディではっきりと歌えていました。
どこを切り取っても歌に余裕と力強いキレがありました。
Strange Deja-Vuで一音だけ声が擦れたところがありましたが、そんなのはあまりにも些末なことです。 - 今日は演奏もめちゃくちゃうまい。
2/26の第1部のような全体的に妙にスローテンポで弾こうとする傾向は無くなりました。
そのおかげで全員の演奏がカッチリ嵌まっており、
ただし、The MirrorとAs I Amだけは重く演奏しようとテンポを落としており、
それによって今日はしっかり重厚感を生むことに成功し、
良い意味でいつもと印象が変わっていました。
特にThe Mirrorは今までライブで聴いた中で一番かっこよかったです。
ライブ盤で追体験しているだけでもThe MirrorのリフはAwakeツアーのときが歴代で一番凶暴そうに聴こえるので
当時のファンは相当衝撃だったと思うのですが、今更それを追体験できたような気分です。
Bend The Clockまではミスらしいミスなんて皆無でした。
Fatal Tragedyの歌い始めでラブリエのマイクが入らなくて
一瞬だけマイキーが歌う(なんか替え歌してたけど聞き取れなかった)というアクシデントはあったけど。
細かいミスは、
The Shadow Man Incidentでマイキーが
シャドウマンバルーンを立たせる準備をしているスタッフの方を見ていて
スネアを叩き損ねてたこと(2/26六本木でも同じ感じだった。スタッフを信じろ)、
同曲のピロピロインストパートで4小節くらいだけアンサンブルがずれたこと、
OctavariumのⅠ.Someone Like Himの歌い出し直前のギターの最後の1音がオクターブ上の音になっちゃったこと、
OctavariumのⅢ.Full Circleのインストパートで4小節くらいだけアンサンブルが乱れたこと
くらいじゃないでしょうか。
姑みたいにいちいち細かいところまで言うのは、
演奏の内容だけで決めるならこの辺こそ無ければ
今日こそライブ盤を出すにふさわしいクオリティだったからです。
Quarantièmeとは別にParasomniaツアーのライブ盤も出すって言ってたのに
未だに収録が行われてないけど、本当に出すんですよね? - どうでもいいけど、As I Amでマイキーがいつもポポポポーン(パパパパーウ?)してるの2番なのに
間違えて1番で言っちゃって結局2回言う羽目になっていました。これもミス? - 今日のMVP曲は圧倒的にThe Shadow Man Incidentです。
中間のインストパートがかなりテンポアップして演奏されているのに
(一瞬を除き)崩れずどんどんヒートアップしていき、
アルバムの録音とは比べ物にならない程の気迫を浴びせられました。
今日の演奏を聴いたか否かでこの曲の評価はかなり変わると思います。
アルバムでこの曲を聴いたときにスタジオアルバムなのに
よくこのテンション感をパッケージングできたものだと思ったのに、
この演奏を聴いた後だとかなり淡白に聞こえてしまうくらいです。
それにしてもルーデスがこんな速さであのピアノ弾けてたのどうかしてる…。 - ただ、全力疾走のような演奏の副作用として
この後のOctavariumを叩くマイキーが明らかにヘロヘロになってて
Ⅱ.Medicate (Awakening)のインストパートとかかなりきつそうでした。
その後の展開も細かいオカズを叩き切れず色々省いてる印象でした。 - 後日気が付いたのですが、アジア周辺ツアーになってから
OctavariumのIntervalsで歌に入る前のオルガンにギターリフ被せるのやめたんですね。
40周年ツアーの最初からずっとここのギター邪魔だと思ってたから
元の譜面に戻したのは超良い決断だよペト。 - Pull Me Underのギターリフの音色がとてつもない音だった。
今回の生で聴かないとわからないこと1位はこれかなあ。 - 観客もよく盛り上がっていた。
ちなみにぼくの前列に踊ったり首を振りながら聞くタイプが複数人おり、
大方暗記しているドラムのフレーズに合わせて首を振りながら
一人だけマイキーのコーラス部分を歌うぼく(かなり変質者)も含めて
「DTやプログレは腕を組みながら地蔵で聴くものだ」論の反乱軍が
偶然同じ場所に固まっている形となっていました。
今、変拍子でノるのがアツい! - Peruvian SkiesでWish You Were Hereになったときに
スクリーンに狂気(TDSOTM)のプリズムが映ってるの知らなかった。
Floydではあるけど正確には狂気の要素は皆無なのに変なの。 - 今日のジェットスモークはほとんど全部ワンテンポ遅れてました。
- ライブ終わりにメンバーが捌ける時、一番最後のマイキーがBGMに合わせて
Singin’ in the Rain踊りをしながら消えていった。ご機嫌ですね。
六本木のACOSを聴けたこと、豊橋のThe Shadow Man Incidentを聴けたことは
DTファンとして一生の思い出になると思います。
残りの大阪と岡山の公演も素晴らしいものになることを祈ります。


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