■はじめに:この記事の趣旨について
DTのライブ感想を頑張って書いたついでに、
祝来日の締めとして、もう一つ記事を書いておくことにした。
※参考:ライブ感想レポはこちら↓

23/04/30 DREAM THEATER Live At Budokan 2023感想【愛知公演後追記あり】
◼︎前置き ※終演後〜翌朝にホテルからスマホで雑に書き殴っているため、 愛知公演から帰宅したら目次付けや文の推敲などしてもう少し見やすくなるよう修正します。※ ※【5/2追記】※ 5/1の愛知公演を観てきました。 それを経て、テキトーな...

23/05/01 DREAM THEATER 愛知公演2023感想
Top Of The Worldツアー武道館公演感想に続き、愛知公演の感想レポになります。 セトリは固定だし、インプロ等のアドリブもないため、 武道館レポを見て頂いている前提で細かい話は省き、続きということで書いていきます。 ぼくはyout...
※実際のセットリストはここ参照。
(前半ツアーセトリ:2022年2月~9月、後半ツアーセトリ:23年1月~5月)

Dream Theater Concert Setlists
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DREAM THEATERの現時点のニューアルバム
“A View From The Top Of The World(AVFTTOTW)”のリリース後1週間くらい、
何周も聴きこんで今度のツアーのセトリがどうなるかをマジメに想像していた。
実際に来日公演がすべて開催された今、ライブを体験したうえでの振り返りとして比較できるし、
セトリを考えた理由を語ることで自ずとAVFTTOTWの曲の印象を語ることにもなるので、
この度まとめてみることにしました。
※ツアー前半(肩慣らし)用、ツアー後半(本気)用、フェス用短縮セトリ、と3種類考えたけど、
今回は、本穴であるツアー後半セトリ予想のみ深掘りします。
ツアー後半セトリは、生でライブを観れたことで、
実際のセットリストが何故その選曲になったのか、という個人的な考察もできるので。
【ぼくのかんがえたさいきょうのTop Of The World Tour予想セトリ】

選曲基準は、「新譜の曲ファーストで音楽の方向性に統一感を持たせられる」こと。
ただし、Distance Over TimeとAVFTTOTWの曲の作り方って
直近やっていたツアーの曲からインスピレーションを得ているものが多いと思ったので、
DOTツアーで演奏されていたA Nightmare To RememberとかIn The Presence Of Enemiesは除外。
AVFTTOTWのミックスがギターがかなり前に出ていて、
今回はペトがいつも以上にギターを聴かせたくて仕方ないんじゃないかと感じだので、
Light Sideの曲はどうしても少なめになっちゃった。
ただし、Distance Over TimeとAVFTTOTWの曲の作り方って
直近やっていたツアーの曲からインスピレーションを得ているものが多いと思ったので、
DOTツアーで演奏されていたA Nightmare To RememberとかIn The Presence Of Enemiesは除外。
AVFTTOTWのミックスがギターがかなり前に出ていて、
今回はペトがいつも以上にギターを聴かせたくて仕方ないんじゃないかと感じだので、
Light Sideの曲はどうしても少なめになっちゃった。
■というわけで、ここから選曲の理由を書いていく。
*実際のセトリに対する所感は赤字で。
【第1部】
・The Alien
新譜のリードトラックだから。
でもこの曲から始まるの、初心者には敷居高いだろうなー。
新譜のリードトラックだから。
でもこの曲から始まるの、初心者には敷居高いだろうなー。
正解。
・Lost Not Forgotten
新譜から5~6曲はやるやろと思って、どれを省くか考えたとき、
Awaken The Masterを選ぶとペトが8弦自慢できなくなっちゃうけど、
なんかこの曲はライブで盛り上がりにくいんじゃないかと思った。
ちょうどHonor Thy Fatherに近いかもしれない。
あと、新譜の曲は、ADTOEの中からでいうと
Lost Not ForgottenとBridges In The Skyの要素を感じたが、
LNFはADTOEツアーでもあまり演奏されていなかったこと、
Awaken~とLNFはどちらもUnder A Glass Moon型の曲進行であることから、
LNFをADTOE代表曲として選出。
新譜から5~6曲はやるやろと思って、どれを省くか考えたとき、
Awaken The Masterを選ぶとペトが8弦自慢できなくなっちゃうけど、
なんかこの曲はライブで盛り上がりにくいんじゃないかと思った。
ちょうどHonor Thy Fatherに近いかもしれない。
あと、新譜の曲は、ADTOEの中からでいうと
Lost Not ForgottenとBridges In The Skyの要素を感じたが、
LNFはADTOEツアーでもあまり演奏されていなかったこと、
Awaken~とLNFはどちらもUnder A Glass Moon型の曲進行であることから、
LNFをADTOE代表曲として選出。
実際にはAwaken The Masterはツアー前半にだけ組み込まれ、
ADTOEからはBridges In The Skyが選ばれた。
惜しいところまではいってたのかな。
ADTOEからはBridges In The Skyが選ばれた。
惜しいところまではいってたのかな。
・Moment Of Betrayal
大コケした13thアルバムThe Astonishingから。
Sleeping Giantが12thと13thの曲の個性を凝縮したような曲調であると感じたため、
13thの曲をやるなら今ツアーが一番良いタイミングだと思う。
けっこう好きな曲なんだけど、埋もれてしまってもったいないので
救済してあげてほしいという願いを込めて。
ポーミー型の曲進行なので意外とキャッチ―だし、
単体で改めてプレイすれば再評価されるのではと思っている。
大コケした13thアルバムThe Astonishingから。
Sleeping Giantが12thと13thの曲の個性を凝縮したような曲調であると感じたため、
13thの曲をやるなら今ツアーが一番良いタイミングだと思う。
けっこう好きな曲なんだけど、埋もれてしまってもったいないので
救済してあげてほしいという願いを込めて。
ポーミー型の曲進行なので意外とキャッチ―だし、
単体で改めてプレイすれば再評価されるのではと思っている。
本編が2時間しか無いんじゃ、こういうマイナー曲を選ぶのは無理だわ。
–>・Answering The Call
コード的にシームレスに自然に繋げられるんじゃないかと思ってここにしたけど、
今考えるとそれってSleeping Giantのイントロから1番に繋ぐブレイク部分と
似たような展開になっちゃうな。
この曲は絶対前の曲と繋げて演奏するの前提で作ったはずと思ったので、
本当はThe Glass Prisonから繋がってほしいんだけど、ラブリエが絶対歌えないし
Pale Blue Dotを前座にするのも格的に無理があるので、どこにしようか迷った。
コード的にシームレスに自然に繋げられるんじゃないかと思ってここにしたけど、
今考えるとそれってSleeping Giantのイントロから1番に繋ぐブレイク部分と
似たような展開になっちゃうな。
この曲は絶対前の曲と繋げて演奏するの前提で作ったはずと思ったので、
本当はThe Glass Prisonから繋がってほしいんだけど、ラブリエが絶対歌えないし
Pale Blue Dotを前座にするのも格的に無理があるので、どこにしようか迷った。
新譜の中では複雑でないしキャッチ―枠だと思っていたので、
ツアー前半では選ばれなかったのはかなり予想外だった。
でもよく考えると、Blind FaithとかThese WallsとかParalyzedあたりのような雰囲気があるけど、
この辺の曲がセトリ1軍にいたことって無かったな。
ソロパートが、ANTRとHomeを合体したようなDOTツアーと被ってしまう展開なせいもあるかな。
ツアー前半では選ばれなかったのはかなり予想外だった。
でもよく考えると、Blind FaithとかThese WallsとかParalyzedあたりのような雰囲気があるけど、
この辺の曲がセトリ1軍にいたことって無かったな。
ソロパートが、ANTRとHomeを合体したようなDOTツアーと被ってしまう展開なせいもあるかな。
・Erotomaia
Awakeから代表で選出。
ラブリエを休ませようっていうのと、A面曲は展開がキャッチ―過ぎて
新譜との親和性が薄いかなということでこっちで。
ちなみにツアー前半セトリ予想では、AVFTTOTW(曲)はまだやらないという予想から、
アウトロの展開の元ネタだと思っているScarredを第一部の最後に配置していた。
Awakeから代表で選出。
ラブリエを休ませようっていうのと、A面曲は展開がキャッチ―過ぎて
新譜との親和性が薄いかなということでこっちで。
ちなみにツアー前半セトリ予想では、AVFTTOTW(曲)はまだやらないという予想から、
アウトロの展開の元ネタだと思っているScarredを第一部の最後に配置していた。
大外れ。
Awakeからは実際には6:00とCaught In A Webが選出されたけど、
その2曲は結局イマイチしっくりこなかったな。
それこそ、下のPanic Attackの方が喜ばれたんじゃないかな。
Awakeからは実際には6:00とCaught In A Webが選出されたけど、
その2曲は結局イマイチしっくりこなかったな。
それこそ、下のPanic Attackの方が喜ばれたんじゃないかな。
–>・Panic Attack
ここまでキャッチ―な疾走感担当が無いので、
億束の人気ナンバーでありながらこれまでのセトリ採用率が低いこの曲を。
でも改めて見直すと、もうちょっと早めに配置した方が盛り上がりやすいね。
ここまでキャッチ―な疾走感担当が無いので、
億束の人気ナンバーでありながらこれまでのセトリ採用率が低いこの曲を。
でも改めて見直すと、もうちょっと早めに配置した方が盛り上がりやすいね。
Panic AttackからAnswering The Callにつなげるのとかも出来るね。
外れか~~。
・The Count Of Tuscany
第1部の締め担当。
The Alienが不協和音リフやギターソロパートで
この曲からインスピレーションを受けていると思うので、これだろうなと思った。
第1部の締め担当。
The Alienが不協和音リフやギターソロパートで
この曲からインスピレーションを受けていると思うので、これだろうなと思った。
20分のAVFTTOTW(曲)のあとに20分のTuscanyをアンコールにするなんて、
以前には前例のない型破りすぎて、全く想像できなかったし、
この2曲を並べるとこんなにエモの相乗効果が生まれるとは。
初めてセトリを見たときは攻めすぎだと思ったけど、
実際に観たら、今回のアンコールにこれ以上の選曲は無いと納得させられてしまった。
以前には前例のない型破りすぎて、全く想像できなかったし、
この2曲を並べるとこんなにエモの相乗効果が生まれるとは。
初めてセトリを見たときは攻めすぎだと思ったけど、
実際に観たら、今回のアンコールにこれ以上の選曲は無いと納得させられてしまった。
【第2部】
・Behind The Veil
かなり攻めの選曲。
TOTツアーのときのNew Millenniumみたいなポジション。
新譜の曲と曲調が似てる訳ではないんだけど、
今のペトのギターの音で弾いたらかなり化けると思うんだよな。
かなり攻めの選曲。
TOTツアーのときのNew Millenniumみたいなポジション。
新譜の曲と曲調が似てる訳ではないんだけど、
今のペトのギターの音で弾いたらかなり化けると思うんだよな。
これもBetrayalと一緒で2時間じゃあ選ばれっこないな。
・Invisible Monster
やるならタイミングは2部の前半かな、くらい。
やるならタイミングは2部の前半かな、くらい。
前半ツアーのみで、後半ツアーではAnswering The Callと入れ替えだった。
・Peruvian Skies
後半のメタリカ風パートのギターを聴いてくれってペトが言いそうだったから。
後半のメタリカ風パートのギターを聴いてくれってペトが言いそうだったから。
この役割は、About To Crash/About To Crash(reprise)が担ってくれたみたいだ。
・Transcending Time
億束ツアーのI Walk Beside Youみたいなポジション。
この曲があると、だんだん終わりに近づいている雰囲気が漂う気がする。
億束ツアーのI Walk Beside Youみたいなポジション。
この曲があると、だんだん終わりに近づいている雰囲気が漂う気がする。
これも難解な曲群の中での一服の清涼剤と担当として必ずいるだろうと思っていたら、
選曲されなかった。
選曲されなかった。
・Pull Me Under
I&Wからまだ1曲も選出していないのと、
Metropolis Pt.1はSleeping Giantと曲進行被りで選ばなさそうだったので、これ。
改めて見ると中途半端な曲順にいるので、Peruvian Skiesかどちらかは省くかな。
I&Wからまだ1曲も選出していないのと、
Metropolis Pt.1はSleeping Giantと曲進行被りで選ばなさそうだったので、これ。
改めて見ると中途半端な曲順にいるので、Peruvian Skiesかどちらかは省くかな。
これは正解。
・Pale Blue Dot
これは2時間半はやってほしいということでねじ込んだけど、
無理がある流れなので、当たるとは思っていなかった。
無理がある流れなので、当たるとは思っていなかった。
・Sleeping Giant
Stream Of Consciousness、Sacrificed Sons、Ministry Of Lost Soulsあたりのポジション。
先述のとおり新譜におけるMetropolis Pt.1型の曲進行なので、2部の締めを担わせるかという感じ。
Stream Of Consciousness、Sacrificed Sons、Ministry Of Lost Soulsあたりのポジション。
先述のとおり新譜におけるMetropolis Pt.1型の曲進行なので、2部の締めを担わせるかという感じ。
前半ツアーのみで、後半ツアーではAnswering The Callと入れ替えだった。
【アンコール】
・A View From The Top Of The World
この曲の後にアンコールを担える曲が想像できなかったので、大曲で終わるパターンと想像。
Metropolis2000とか2017年I&W再現ツアーのACOSのイメージ。
この曲の後にアンコールを担える曲が想像できなかったので、大曲で終わるパターンと想像。
Metropolis2000とか2017年I&W再現ツアーのACOSのイメージ。
■次に、ここからは予想が全然ハマってなかった曲についての所感。
・その他ツアー前半のみ選曲
・Endless Sacrifice
…Rudessのショルキー(Chaos In Motion Tourからノルマみたいなもん)を織り込むため?
…Rudessのショルキー(Chaos In Motion Tourからノルマみたいなもん)を織り込むため?
・The Ministry Of Lost Souls
…後半のインストパートリフがThe Alienに通ずるものがあるけど、尺が結構長いので予想では除外していた。
…後半のインストパートリフがThe Alienに通ずるものがあるけど、尺が結構長いので予想では除外していた。
・6DOIT20周年記念について
Awakeの20周年であるAlong For The Ride Tourから始まったアルバム発売ウン周年特集。
前回のDistance Over TimeツアーでScenes From A Memoryまで巡ったので、
I&WとSFAMをやっちゃったら6DOITではもうそういう催しは無いかなと思っていたのだが、
実際には、前半ツアーではAbout To Crash、
後半ツアーではSolitary Shell–>About To Crash(Reprise)–>Losing Time/Grand Finaleを選出。
6DOIT組曲から3曲分もまとめてやるなんて、どうひっくり返っても当たらなかっただろうけど、
これも実際に観ると、公演のクライマックスに向けてどんどん大曲・壮大な曲調になっていくことへの
布陣としても機能していた、というのが良くわかりますね。
前回のDistance Over TimeツアーでScenes From A Memoryまで巡ったので、
I&WとSFAMをやっちゃったら6DOITではもうそういう催しは無いかなと思っていたのだが、
実際には、前半ツアーではAbout To Crash、
後半ツアーではSolitary Shell–>About To Crash(Reprise)–>Losing Time/Grand Finaleを選出。
6DOIT組曲から3曲分もまとめてやるなんて、どうひっくり返っても当たらなかっただろうけど、
これも実際に観ると、公演のクライマックスに向けてどんどん大曲・壮大な曲調になっていくことへの
布陣としても機能していた、というのが良くわかりますね。
■ライブを観た後の最終的なセトリ構成に対する感想
多分今回のツアーはDVDは出ないだろうから、
今回はそれを逆手にとって、本場でしか食べられない旬の食材のような
パッケージ化された円盤では真の味わいが伝わりにくいセトリを実現してくれたのだと思います。
現地で観るまでは渋すぎる選曲だと思っていたけど、
体験した後に見直すと、ドラマティックだし計算されたセットリストだ。
だからこそ、今までの通例よりもかなり短い120分という公演内容でありながら、
オーディエンスはそのパフォーマンスに満足、感動できたのでは。
今回はそれを逆手にとって、本場でしか食べられない旬の食材のような
パッケージ化された円盤では真の味わいが伝わりにくいセトリを実現してくれたのだと思います。
現地で観るまでは渋すぎる選曲だと思っていたけど、
体験した後に見直すと、ドラマティックだし計算されたセットリストだ。
だからこそ、今までの通例よりもかなり短い120分という公演内容でありながら、
オーディエンスはそのパフォーマンスに満足、感動できたのでは。
ただ、前半/後半セトリに共通して気になっていたのは、
旧曲の選曲にADTOEツアーのときのセトリとの被りが多いこと。
これが真新しさの薄い(ライブであまり聞いたことがない曲が無い)渋いセットリストだと
感じてしまう要因として大きいと思う。
言うてもADTOEツアーってもう10年以上前なんだけどね…。
月日って早……。(The Answer Lies Withinさんも”Don’t let a day go by”って言ってます)
ぼくの予想セトリでも被らないようにと意識したので、ぼくは余計にそう感じたのかも。
でも逆に考えると、この辺の曲がバンド側にとってはスタンダードナンバーだってことなんだろうな。
ADTOEツアーではマンジーニに覚えさせる為もあってか、色んな曲をやっていたから、
被りに神経質になっても無理が生じるだろうしね。
旧曲の選曲にADTOEツアーのときのセトリとの被りが多いこと。
これが真新しさの薄い(ライブであまり聞いたことがない曲が無い)渋いセットリストだと
感じてしまう要因として大きいと思う。
言うてもADTOEツアーってもう10年以上前なんだけどね…。
月日って早……。(The Answer Lies Withinさんも”Don’t let a day go by”って言ってます)
ぼくの予想セトリでも被らないようにと意識したので、ぼくは余計にそう感じたのかも。
でも逆に考えると、この辺の曲がバンド側にとってはスタンダードナンバーだってことなんだろうな。
ADTOEツアーではマンジーニに覚えさせる為もあってか、色んな曲をやっていたから、
被りに神経質になっても無理が生じるだろうしね。
以上、セトリに関する所感でした。
残りの東南アジア公演とDreamsonic 2023ツアーもがんばってください。
残りの東南アジア公演とDreamsonic 2023ツアーもがんばってください。




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