軽いノリで業者に防音室を作ってもらったときのレポを
ざっくりですがまとめておきます。
2020年にコロナが流行って、
4月にいよいよカラオケ自粛しろ的な流れになって、
毎週のように通っていたヒトカラ(主に硝子ドールの練習)に行けなくなった。
そうでなくても知り合いもほとんどが結婚したりして
会う機会がほとんどなくなってきており、
この先会社以外で誰とも話さなくなって
声を出す機会が無くなっていくんじゃないか、という気がしてきていた。
社会でリモート会議という言葉が生まれた頃だったのもあり、
歌いたいときに好きに歌えるように防音室作ってみたいな、とふと思った。
確かこれが5月中旬頃。
数年前に模様替えの家具配置決めのために
部屋のレイアウトをExcelで作ったやつがあったので、
それをアレンジして防音室の配置設計図を描いてみたところ、
良い感じに内外の家具がハマりそうな面積を捻出できた。
(下図右側の赤枠部分。なお黄色の〇はコンセントの位置。)

防音室と言えば、出来合いの定型タイプ…”アビテックス”(ヤマハ)や”ナサール”(カワイ)などがあり、
調べてみると平均費用は100万ちょいくらい。
これに対して業者に一から防音工事施工をやってもらうと1.5~2倍くらいはかかりそう。
ちょっとだけ悩んだが、
さっきの設計図にハマる定型タイプを選ぼうとすると
机とイスだけで奥行きが埋まってしまい、座るために椅子を引く余裕がない。
せっかく一戸建てなんだし、どうせなら業者にちゃんと作ってもらうか~と選択肢を決め、
某楽器屋にご相談に行った。
ノートPCを持参してさっきのExcel図を見せながら「こんな感じに作りたいんですけど」と
防音室担当の方に申し出たところ、
「コイツ、只者じゃないんか?(そっち系(どっち?)のプロか?)」
とたじろがれてそんな大した事はないですとかやり取りしながら、
見積を進めてもらうことになった。
んで、業者にちゃんと設計してもらった図がこちら。

ぼくの描いた図よりもやや奥行きが広くなり、正方形に近い形になったが、
音響的に正方形に近い方が鳴りが良いとのことだった。
見積額は大体200万くらい。
遮音レベルはDr-40、建物外部遮音レベルはDr-45~50相当。
なお、この設計・工事指揮をやって頂いたのが
引き手数多の防音・調音界隈のすごい人らしくて、
(ググっても出てこないけど先述のアビテックスの設計もこのお方らしい)
そんな人に作ってもらえるなら全然高くないでしょう。
浜松に住んでてこれまでの一番の恩恵だったのでは。
音楽をマジでやる目的で作る訳でもないので、そういう意味ではもったいないが。

ちなみに他にもう一案、
元部屋を防音室→ベッドの2段階に完全分割する案も作って頂いたが、
こちらの案だと防音室面積が広くなり、当然費用もかかるし、家具も置けなくなったりするし、
何よりネコさんがこの部屋に出入りできなくなってしまうので、
見積以前に廃案にしてもらった。
こちらの案だと防音ドアが+1枚要なのもあり、
概算50万以上は高くなると言われた気がする。ご参考に。

↑設計図を基に内寸径、外寸径を書き直し、家具配置も見直した図。
(防音室は壁が何層も重ねられてブ厚いのだ)
外部屋のドア付近がかなり狭いが、
2つあった机の片方を捨ててCD棚を防音室外に配置すれば何とかなりそうなので、
進めてもらうことになった。
これが8月上旬。
施工期間:9/12~16の5日間。
(見積時点の想像ではそんなにかかると思ってなかった。)
有休や早退を駆使して立ち会える間は工程をずっと監視していたので面白かった。



↑遮音壁材料を一旦全部運んできている。2階なのでめちゃくちゃ大変そうだった。




↑この防音室内の壁紙(数十パターンから厳選した)がちょっとピンクがかった灰色なのすごい好き。
(今は無意味に吸音材を貼ってしまって魅力が半減して後悔している…)



使い心地としては、
響きが完全に抑えられたドライな音を録音することができます。
地声(低め)で大きめにしゃべるとちょっと響きはある感じです。
この辺はスピーカーでオケを流すとか楽器を弾くときの鳴りのために
難しい計算をして調音してあるそうですが、
ぼくの場合はオケはヘッドホンで聴いてるのであまり関係ないですね。
タンバリンを録るときにも変な癖は無く録れてますね。
防音室工事前の部屋の片づけや工事後の変な間取りなど。


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